睡眠不足と経済損失の関係性について

毎日一生懸命働いているみなさんは、きちんと睡眠をとることができていますか?

早寝早起きはどこへやら

皆さんは子供の時によく「早寝早起きは大事なことだ」と言われたでしょうか? そうでなかったとしても、「子供の夜更かしはいけないことだ」という考えが一般的だと思います。

しかし、いざ大人になって働き始めると8時間の労働、1時間の通勤時間、休憩時間も含めると職場に関係する活動は少なくとも10時間を超えてきます。しかも残業が多発している職場ではこれらが12~14時間になったりすることも考えられます。

家に帰っても一人暮らしであれば家事をしなければいけませんし、風呂にだって入らなければいけません。そうしていると、子供の時にはしっかりととれていた睡眠時間が減少してきます。大人になったからといって睡眠の重要性が減ることは考えにくいでしょう。

長時間労働はかえって生産性を低める?

工場みたいに労働時間がそのまま生産性に直結する仕事であれば残業を行うことによって1日あたりの生産性を高めることができます。しかし、長時間働いていると疲労や集中力の低下を招き、ミスが発生することによって同じ時間であったとしても通常の時と残業の時とでは生産性に違いが出てくるかもしれません。

さらに、現在の仕事は労働時間と生産性が必ずしも比例するとは限らないものが多く存在します。

非営利研究機関 ランド・ヨーロップの調査研究によると、睡眠不足による経済損失額を国内総生産(GDP)比で見た場合、日本は2.92%となり、調査対象5カ国のうちで最大となった。損失額で比べると、最大は米国で、年間で最高4110億ドル(約47兆円)、日本は1380億ドルで2番目となる。

引用:寝不足がもたらす膨大な経済損失、頭痛だけでなく生産性の低下も – Bloomberg

睡眠不足による生産性の低下は実際に経済損失の数値というもので明確に示されており、きちんと睡眠をとって仕事をしていればこの損失は少なくできるはずなのです。

その残業、本当に必要なのか?

睡眠不足の一番の原因となっているのは、やはり日本に蔓延している長時間労働といえるのではないでしょうか?

残業は本来会社にとってもよくないことのはずです。なぜなら残業代を支払う必要があるからです。多く仕事を受注して売上が上がってもそのせいで残業が多く発生して結局人件費がかかっているようでは意味がありません。

逆に、定時で帰れるような環境であれば働く人も十分に睡眠をとることができますので、疲れが翌日に残ることも少なくなりますし、その職場が嫌になる原因の一つを取り除くことにもつながるでしょう。

上記にもまとめたとおり、残業しても効率は落ちますが、それと反比例して人件費は上がっていきます。できるだけみんなが定時で帰れるような環境作りが進むといいと思います。

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